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  • Vol.4 教育心理学(1/2)【子どもの心を科学する】生徒・児童の自信を育てるアンガーマネジメント研究 / 本田恵子教授
    Jun 27 2024

    今回と次回の二回にわたって、早稲田大学教育・総合科学学術院の本田恵子教授をゲストに迎え、「アンガーマネジメント研究」をテーマに、教育心理学シリーズをお届けします。


    怒ることを我慢することがアンガーマネジメントではない。自分の感情を認識し、自分と語り合いながら自分自身をマネジメントする方法こそがアンガーマネジメント。

    コロナ禍で対人経験を積む時間を逃してしまった生徒・児童たちが抱えるストレスへの対応に注目が集まる中、徹底的な現場主義で生徒・児童に寄り添い、子どもたちの心を研究しているのが、本田恵子先生です。

    「子供に信頼される大人になるために」と語る本田先生の実践と科学を融合させたサイエンティスト・プラクティショナーとしての活動や、早稲田大学教育総合クリニックでの経験など、アンガーマネジメントの研究内容とその実践事例についてのエピソードをお届けします。

    書き起こしは、 https://www.waseda.jp/top/other/102316

    からご覧ください。


    ゲスト:

    本田 恵子


    早稲田大学教育・総合科学学術院教授。アンガーマネージメント研究会代表。公認心理師・臨床心理士・学校心理士・特別教育支援士SV。中学・高校の教師を経験したあと、カウンセリングの必要性を感じて渡米。特別支援教育、危機介入法などを学び、カウンセリング心理学博士号取得。帰国後は、スクールカウンセラー、玉川大学人間学科助教授等を経て現職。学校、家庭、地域と連携しながら、児童・生徒を包括的に支援する包括的スクールカウンセリングを広めている。


    ホスト:

    城谷 和代


    研究戦略センター准教授。専門は研究推進、地球科学・環境科学。2006年早稲田大学教育学部理学科地球科学専修卒業、2011年東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻博士課程修了博士(理学)、2011年産業技術総合研究所地質調査総合センター研究員、2015年神戸大学学術研究推進機構学術研究推進室(URA)特命講師、2023年4 月から現職。


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    26 m
  • Vol.3 応用言語学(3/3)【文理融合で拓く英語教育の未来】"言語テスト妥当性研究"が支えるAI設計の妥当性 / 澤木泰代教授 / 松山洋一氏
    Jun 20 2024

    早稲田大学教育・総合科学学術院の澤木泰代教授をゲストに迎え、「言語テスト妥当性研究」の真髄をテーマに三回にわたってお届けした応用言語学シリーズの最終回。


    澤木教授と「LANGX Speaking」の開発を手掛ける松山洋一氏のお二人に「LANGX Speaking」を支える技術や概念について伺いながら、「テクノロジー(AI)をどうデザインしていくか?」について、人文科学/社会科学の分野から考えることの重要性を探ります。

    書き起こしは、 https://www.waseda.jp/top/other/102084

    からご覧ください。


    ゲスト:澤木泰代

    教育・総合科学学術院教授。専門は、言語テスト妥当性研究。熊本県八代市生まれ。熊本大学教育学部卒業後、熊本県公立中学校教員となる。その後、イリノイ大学修士課程(英語教授法)で学び帰国。昭和女子大学英米文学科助手を経て、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)博士課程(応用言語学)へ。2003年よりETS(Educational Testing Service)妥当性研究センターにて、アソシエイト・リサーチ・サイエンティスト(常勤准研究員)、リサーチ・サイエンティスト(常勤研究員)として勤務。2009年より早稲田大学教育・総合科学学術院准教授。2014年より現職。主著に「大規模言語テストの妥当性・有用性検討に関する近年の動向」(『言語教育評価研究』誌掲載)など論文多数。


    ゲスト:松山洋一

    株式会社エキュメノポリス 代表取締役で、早稲田大学 グリーン・コンピューティング・システム研究機構客員研究員准教授。専門は、会話AI技術。早稲田大学基幹理工学研究科博士(工学)取得後、米国カーネギーメロン大学にてダボス会議公式パーソナルアシスタントプロジェクトをはじめ、会話AIエージェントに関する産学連携研究開発プロジェクトを率いる。2019年に早稲田大学知覚情報システム研究所主任研究員に着任し、その研究成果をもとに、2022年5月 に株式会社エキュメノポリスを創業し、AIを使った英語スピーキング診断サービス 「LANGX Speaking」を開発。


    ホスト:島岡未来子

    研究戦略センター教授。専門は研究戦略・評価、非営利組織経営、協働ガバナンス、起業家精神教育。 2013年早稲田大学公共経営研究科博士課程修了、公共経営博士。文部科学省EDGEプログラム、EDGE-NEXTプログラムの採択を受け早稲田大学で実施する「WASEDA-EDGE 人材育成プログラム」の運営に携わり、2019年より事務局長。2021年9月から、早稲田大学研究戦略センター教授。2022年2月から、アントレプレナーシップセクション副所長 兼任。

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    23 m
  • Vol.3 応用言語学(2/3)【教育×技術のコラボレーション】異分野融合ゆえの研究ハードルと広がる可能性 / 澤木泰代教授・松山洋一氏
    Jun 13 2024

    前回から3回にわたって、早稲田大学総合科学学術院の澤木泰代教授をゲストに、「言語テスト妥当性研究」の真髄をテーマに、応用言語学シリーズをお届けしています。


    今回からはもう1人のゲストとして、AIを使った英語スピーキング診断サービス「LANGX Speaking」を開発する株式会社エキュメノポリス代表取締役松山洋一氏をお迎えします。松山氏が会話AI技術研究の道へ進んだきっかけのお話から、澤木教授との異分野連携の面白さと課題、「LANGX Speaking」開発への経緯を伺いました。

    書き起こしは、 https://www.waseda.jp/top/other/101845

    からご覧ください。


    ゲスト:澤木泰代

    教育・総合科学学術院教授。専門は、言語テスト妥当性研究。熊本県八代市生まれ。熊本大学教育学部卒業後、熊本県公立中学校教員となる。その後、イリノイ大学修士課程(英語教授法)で学び帰国。昭和女子大学英米文学科助手を経て、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)博士課程(応用言語学)へ。2003年よりETS(Educational Testing Service)妥当性研究センターにて、アソシエイト・リサーチ・サイエンティスト(常勤准研究員)、リサーチ・サイエンティスト(常勤研究員)として勤務。2009年より早稲田大学教育・総合科学学術院准教授。2014年より現職。主著に「大規模言語テストの妥当性・有用性検討に関する近年の動向」(『言語教育評価研究』誌掲載)など論文多数。


    ゲスト:松山洋一

    株式会社エキュメノポリス 代表取締役で、早稲田大学 グリーン・コンピューティング・システム研究機構客員研究員准教授。専門は、会話AI技術。早稲田大学基幹理工学研究科博士(工学)取得後、米国カーネギーメロン大学にてダボス会議公式パーソナルアシスタントプロジェクトをはじめ、会話AIエージェントに関する産学連携研究開発プロジェクトを率いる。2019年に早稲田大学知覚情報システム研究所主任研究員に着任し、その研究成果をもとに、2022年5月 に株式会社エキュメノポリスを創業し、AIを使った英語スピーキング診断サービス 「LANGX Speaking」を開発。


    ホスト:島岡未来子

    研究戦略センター教授。専門は研究戦略・評価、非営利組織経営、協働ガバナンス、起業家精神教育。 2013年早稲田大学公共経営研究科博士課程修了、公共経営博士。文部科学省EDGEプログラム、EDGE-NEXTプログラムの採択を受け早稲田大学で実施する「WASEDA-EDGE 人材育成プログラム」の運営に携わり、2019年より事務局長。2021年9月から、早稲田大学研究戦略センター教授。2022年2月から、アントレプレナーシップセクション副所長 兼任。


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    20 m
  • Vol.3 応用言語学(1/3)【英会話力をAI診断!】「LANGX Speaking」を支える"言語テスト妥当性研究"の真髄 / 澤木泰代教授
    Jun 6 2024

    今回より3回にわたって、早稲田大学 総合科学学術院の澤木泰代教授をゲストに、「言語テスト妥当性研究」の真髄をテーマに、応用言語学シリーズをお届けします。

    昨今、英語教育は会話型AIの登場によって大きなブレイクスルーを迎えていますが、本エピソードでは、早稲田大学の正規授業にも採用されているAIを使った英語スピーキング診断サービス 「LANGX Speaking」の開発に澤木先生の「言語テスト妥当性研究」 が果たした役割、会話型AIの登場が研究活動にどのような影響をもたらしているか?についてお届けします。

    書き起こしは、

    https://www.waseda.jp/top/other/101591

    からご覧ください。


    ゲスト:澤木泰代

    教育・総合科学学術院教授。専門は、言語テスト妥当性研究。
    熊本大学教育学部卒業後、熊本県公立中学校教員となる。その後、イリノイ大学修士課程(英語教授法)で学び帰国。昭和女子大学英米文学科助手を経て、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)博士課程(応用言語学)へ。2003年よりETS(Educational Testing Service)妥当性研究センターにて常勤研究員として勤務。2009年より早稲田大学教育・総合科学学術院准教授。2014年より現職。

    ホスト:島岡未来子

    研究戦略センター教授。専門は研究戦略・評価、非営利組織経営、協働ガバナンス、起業家精神教育。 2013年早稲田大学公共経営研究科博士課程修了、公共経営博士。文部科学省EDGEプログラム、EDGE-NEXTプログラムの採択を受け早稲田大学で実施する「WASEDA-EDGE人材育成プログラム」の運営に携わり、2019年より事務局長。2021年9月から、早稲田大学研究戦略センター教授。2022年2月から、アントレプレナーシップセクション副所長兼任。

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    27 m
  • Vol.2 国文学(4/4)【仮名文学が映す平安の姿】宮仕え女房の日記に垣間見る、現実的な目的と創作への工夫 / 福家俊幸教授
    May 28 2024

    全4回にわたってお届けてしてきた本シリーズの最終回では、平安時代の日記文学の特徴と、そこから読み取れる時代背景を探ります。

    『紫式部日記』や『更級日記』をはじめとした平安時代の日記には、鎌倉などの後の時代とも、そして現代とも異なる特徴があります。平安の仮名日記は、個人をどのように捉え、反映していたのでしょうか。

    また、国文学研究の目指す未来について、異分野との関わりから、福家教授にお話頂きました。

    →書き起こしは⁠こちら⁠から。

    参考:福家俊幸(2023)『紫式部 女房たちの宮廷生活』平凡社新書

    ゲスト:福家 俊幸

    教育・総合科学学術院教授。専門は平安時代の文学・日記文学。1962年香川県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)。早稲田大学高等学院教諭、国士舘大学助教授、早稲田大学教育学部助教授を経て現職。著書に『紫式部日記の表現世界と方法』(武蔵野書院)、『更級日記全注釈』(KADOKAWA)、共編著に『紫式部日記・集の新世界』『藤原彰子の文化圏と文学世界』『更級日記 上洛の記千年』(以上、武蔵野書院)、『紫式部日記の新研究』(新典社)、監修に『清少納言と紫式部』(小学館版・学習まんが人物館)など。

    ホスト:城谷 和代

    研究戦略センター准教授。専門は研究推進、地球科学・環境科学。2006年 早稲田大学教育学部理学科地球科学専修卒業、2011年 東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻博士課程修了 博士(理学)、2011年 産業技術総合研究所地質調査総合センター研究員、2015年 神戸大学学術研究推進機構学術研究推進室(URA)特命講師、2023年4 月から現職。

    ※音声では、菅原孝標女が京に向けて旅立った年を1010年と発言していますが(14分40秒~)、正しくは1020年となります。訂正してお詫び申し上げます。

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    21 m
  • Vol.2 国文学(3/4)【平安に栄えた日記文学】宮仕え女房の役割と実相 / 福家俊幸教授
    May 21 2024

    国文学シリーズの第3回目では、平安時代の宮仕え女房たちの生活とその文化的役割に焦点を当てます。

    紫式部の日記から垣間見える、宮仕えのリアリティ。宮中生活の中、各々が抱えていた社会的役割と個人的な感情の狭間で、女房たちはどのように文化を形作っていったのでしょうか。福家教授の日記文学研究への想いとともに伺います。

    →書き起こしは⁠こちら⁠から。

    参考:福家俊幸(2023)『紫式部 女房たちの宮廷生活』平凡社新書

    ゲスト:福家 俊幸

    教育・総合科学学術院教授。専門は平安時代の文学・日記文学。1962年香川県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)。早稲田大学高等学院教諭、国士舘大学助教授、早稲田大学教育学部助教授を経て現職。著書に『紫式部日記の表現世界と方法』(武蔵野書院)、『更級日記全注釈』(KADOKAWA)、共編著に『紫式部日記・集の新世界』『藤原彰子の文化圏と文学世界』『更級日記 上洛の記千年』(以上、武蔵野書院)、『紫式部日記の新研究』(新典社)、監修に『清少納言と紫式部』(小学館版・学習まんが人物館)など。

    ホスト:城谷 和代

    研究戦略センター准教授。専門は研究推進、地球科学・環境科学。2006年 早稲田大学教育学部理学科地球科学専修卒業、2011年 東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻博士課程修了 博士(理学)、2011年 産業技術総合研究所地質調査総合センター研究員、2015年 神戸大学学術研究推進機構学術研究推進室(URA)特命講師、2023年4 月から現職。

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    17 m
  • Vol.2 国文学(2/4)【紫式部と中宮彰子】源氏物語を支えた政治と文化が交わる宮中 / 福家俊幸教授
    May 14 2024

    教育・総合科学学術院の福家俊幸教授をゲストにお迎えする国文学シリーズの第2回目では、紫式部と中宮彰子の関係性について深掘りします。

    紫式部が『源氏物語』を書き続けるうえで、彰子や彼女のサロンが果たした役割は大きなものがありました。中宮彰子の存在は、紫式部の執筆活動にどのような影響を与えたのでしょうか。また、紫式部の宮中での振る舞いと内心の葛藤、そして『源氏物語』が持つ政治的・社会的意味合いについても考察します。

    →書き起こしはこちらから。

    参考:福家俊幸(2023)『紫式部 女房たちの宮廷生活』平凡社新書

    ゲスト:福家 俊幸

    教育・総合科学学術院教授。専門は平安時代の文学・日記文学。
    1962年香川県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)。早稲田大学高等学院教諭、国士舘大学助教授、早稲田大学教育学部助教授を経て現職。著書に『紫式部日記の表現世界と方法』(武蔵野書院)、『更級日記全注釈』(KADOKAWA)、共編著に『紫式部日記・集の新世界』『藤原彰子の文化圏と文学世界』『更級日記 上洛の記千年』(以上、武蔵野書院)、『紫式部日記の新研究』(新典社)、監修に『清少納言と紫式部』(小学館版・学習まんが人物館)など。

    ホスト:城谷 和代

    研究戦略センター准教授。専門は研究推進、地球科学・環境科学。
    2006年 早稲田大学教育学部理学科地球科学専修卒業、2011年 東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻博士課程修了 博士(理学)、2011年 産業技術総合研究所地質調査総合センター研究員、2015年 神戸大学学術研究推進機構学術研究推進室(URA)特命講師、2023年4 月から現職。

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    14 m
  • Vol.2 国文学(1/4)【紫式部の生涯】源氏物語、創作の動機と才女の生きた平安時代 / 福家 俊幸教授
    May 7 2024

    今回から4回に渡って、教育・総合科学学術院の福家俊幸教授をゲストに、2023年に刊行された著書『紫式部 女房たちの宮廷生活』の内容を基に、「紫式部の生きた軌跡」「宮廷女房たちが映し出す平安社会の姿」を探求します。

    初回である今回は、 日本が誇る世界最古の長編恋愛小説『源氏物語』の著者 紫式部の人生にスポットライトを当てます。才女として頭角を現し、源氏物語を執筆するに至るまでの経緯を、時代背景とともに紐解きます。

    →書き起こしはこちらから。

    参考:福家俊幸(2023)『紫式部 女房たちの宮廷生活』平凡社新書


    ゲスト:福家 俊幸

    教育・総合科学学術院教授。専門は平安時代の文学・日記文学。
    1962年香川県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)。早稲田大学高等学院教諭、国士舘大学助教授、早稲田大学教育学部助教授を経て現職。著書に『紫式部日記の表現世界と方法』(武蔵野書院)、『更級日記全注釈』(KADOKAWA)、共編著に『紫式部日記・集の新世界』『藤原彰子の文化圏と文学世界』『更級日記 上洛の記千年』(以上、武蔵野書院)、『紫式部日記の新研究』(新典社)、監修に『清少納言と紫式部』(小学館版・学習まんが人物館)など。


    ホスト:城谷 和代

    研究戦略センター准教授。専門は研究推進、地球科学・環境科学。
    2006年 早稲田大学教育学部理学科地球科学専修卒業、2011年 東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻博士課程修了。博士(理学)。2011年 産業技術総合研究所地質調査総合センター研究員、2015年 神戸大学学術研究推進機構学術研究推進室(URA)特命講師、2023年4 月から現職。

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    17 m