Preview
  • 高橋御山人の百社巡礼/其之六拾四 因幡の白兎と出雲国風土記 山陰のワニ神話

  • 「因幡の白兎」と出雲国風土記に見る「ワニ」の神話とは?海より来るモノたちの伝承
  • By: 高橋 御山人
  • Narrated by: 高橋 御山人, 盛池 雄峰
  • Length: 31 mins

Prime logo Prime members: New to Audible?
Get 2 free audiobooks during trial.
Pick 1 audiobook a month from our unmatched collection.
Listen all you want to thousands of included audiobooks, Originals, and podcasts.
Access exclusive sales and deals.
Premium Plus auto-renews for $14.95/mo after 30 days. Cancel anytime.

高橋御山人の百社巡礼/其之六拾四 因幡の白兎と出雲国風土記 山陰のワニ神話

By: 高橋 御山人
Narrated by: 高橋 御山人, 盛池 雄峰
Try for $0.00

$14.95/month after 30 days. Cancel anytime.

Buy for $5.79

Buy for $5.79

Pay using card ending in
By confirming your purchase, you agree to Audible's Conditions of Use and Amazon's Privacy Notice. Taxes where applicable.
activate_Holiday_promo_in_buybox_DT_T2

Publisher's summary

鳥取市西部の白兎海岸は、神話の「因幡の白兎」の舞台となった場所である。隠岐島に住む兎が、本土に渡るため、ワニの数を数えると騙して、海にズラリと並ばせて、その上を渡るが、最後のところで騙したことを明らかにしてしまい、報復としてワニに皮をはがれたという話だ。その後、因幡の八上比売(やがみひめ)に求婚する旅の途上であった、大国主命の兄神達に騙されて傷が悪化するが、大国主命に救われて、大国主命が八上比売と結ばれることを予言する。鳥取市の南部内陸には、この八上比売を祭る売沼神社(めぬまじんじゃ)もある。中国地方では古くからサメのことをワニと呼び、広島県の三次市周辺ではその刺身などもよく食べられているが、このワニにまつわる話は、出雲国風土記でも見られる。その一つは島根県安来市の「史実」として書かれた話で、さる姫が海岸にいたところワニに食われてしまい、父が神に祈ってその復讐を果たすというもの。これは安来に伝わる「月の輪神事」の起源ともされている。もう一つは同県奥出雲町の「鬼の舌震(おにのしたぶるい)」という峡谷の伝承で、上流に住む玉日女命(たまひめのみこと)を恋い慕ったワニが上って来るが、これを嫌った玉日女命が、石で川を堰き止めたというもの。山陰の神話に伝わる、海より来るワニとは何なのか。その真相を探る。
(C)高橋御山人2016

What listeners say about 高橋御山人の百社巡礼/其之六拾四 因幡の白兎と出雲国風土記 山陰のワニ神話

Average customer ratings

Reviews - Please select the tabs below to change the source of reviews.