漫画家ためになるラジオ  By  cover art

漫画家ためになるラジオ

By: マンガスクリプトDr.ごとう
  • Summary

  • マンガってどうやって作るの?漫画制作の裏側に興味がある人へ、プロがストーリーを作る時のちょっとした工夫など、知るとより深くマンガを楽しめる「ためになる気づき」をお届けしています! 語り手・ごとう隼平(マンガスクリプトDr.)/元漫画家・東京ネームタンク代表・コルクスタジオ編集長・京都芸術大学准教授 @goto_junpei 聞き手・ヨシキ/Web編集者 @moriri_nyo
    マンガスクリプトDr.ごとう
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Episodes
  • キャラを深掘りするため一番最初にやるべきこと! 「自分とは何者なのか」から考える重要性 #59
    May 3 2024

    漫画のキャラは、 企画段階では「まだそこに存在していない人物」であり、そんな人物の過去や深い背景などわからないのが当たり前です。 それゆえ、キャラづくりの過程では、「こういう人がいたら嬉しい」「こんな人であってほしい」という観点が必要となり、そこには作者であるあなた自身の「価値観」が深く反映されていくはずです。 だからこそ、キャラの掘り下げが浅いと思ってしまうようなときは、まず自分自身を掘ることを先にやってみましょう。 自分の中にないものをキャラに反映させるのではなく、自分の中にあるもののうちの一部を分けていくことで、きっと大事なものが見つかるはず。 今回はそんな思考の深め方について考えてきます!

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    45 mins
  • 漫画を読んで感じるモヤモヤは「期待」が満たされていないから? 欲求のサンドイッチ問題 #58
    May 1 2024

    漫画家にとって漫画編集者の役割とは、漫画家の作品を世に届けること、そして漫画の最初の読者として「こう伝わった」というシンプルなフィードバックをしてあげること。 作品を初めて読んだ際に覚えた違和感やモヤモヤに対し、

    ・「もっとこう直したい」という、自分の外の世界(作品)に変化を与えたい欲求 ・「もっとちゃんと知りたい」という、自分の外の世界(作品)から手に入れたい欲求

    の2つの欲求を同時に抱きながら、的確なフィードバックをおこなうことを漫画編集者は心がけています。 前者を伝えるのは簡単ですが、伝え方によっては漫画家のヤル気を削ぐだけなので、気をつけないといけません。 後者は心の中に一瞬よぎった感情を巻き戻し、読み手として何を欲しているかを漫画家にきちんと伝える必要があるため、非常にハイレベルなスキルが要求されることになります。 でもそれでいて、後者だけでは雑な仕事しかしていないと思われる危険もあるのが編集者という職業。


    そんなわけで今回は、いろいろある編集者の仕事の中で、特に漫画家のためになりそうな部分に特化してお話していきます。

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    40 mins
  • 「情報」ではなく「人」を探せ! 元小学館編集長から学んだ漫画の取材のポイント #57
    Apr 29 2024

    自分が知らない分野の話やより深い話を描くためには、やっぱり取材はしておきたい! でも、編集者が同行してくれるような正式な取材でないと、アポ取りや居住地の関係などで難しい場合も多そう……? ヤル気はあっても、題材やテーマによっては自力でおこなうのは難しいのが「取材」かもしれません。 もちろんできる範囲で自分で足を運ぶことは非常に大切ですが、書籍や映像からでも得られるものは沢山あります。 さらに元・小学館でIKKIの編集長だった江上英樹さんが教えてくれた取材のポイント、それは ・取材とは「情報」を探すのではなく、「人」を探すこと ・「その分野に詳しい人」ではなく、「その分野のことを楽しく話せる人」の話を聞く(読む)こと 漫画は結局「人」を描くからこそ、情報より魅力的な人を見つけ出すことが重要であり、それは書籍や映像、そして現在はSNSなんかからでも探すことができるようになったわけです。 そんな感じで今回は、居住地や立場など関係なく、面白い漫画を描くためにおこないたい「取材」の考え方と取り組み方を紹介していきます!

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    30 mins

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