• 2024年7月24日OA 「高まる米トランプ氏復権 中国経済回復の道筋は?」
    Jul 25 2024
    ゲスト:柯 隆(東京財団政策研究所主席研究員)、池畑 修平(ジャーナリスト / 元NHK解説主幹) 18日に閉幕した中国共産党の重要会議・三中全会。習近平政権は「中国式現代化」を推進し、2029年までに改革の任務を達成させるという目標を打ち出した。中国の4-6月期のGDP(国内総生産)成長率は4.7%増と、年間目標の5%前後を下回り、不動産不況を背景とした低迷が続く。三中全会で中長期の景気支援策を示せたか? 中国の最大のライバルである米国は11月の大統領選に向け、大きく揺れている。現職のバイデン大統領が選挙戦からの撤退を表明。一方、共和党大会で勢いづくトランプ前大統領の再選の可能性が高まっている。トランプ氏は中国に対して、関税引き上げなどの強硬策を示しているが、中国経済への影響は? ゲストは、中国経済が専門の東京財団政策研究所主席研究員・柯隆氏と、元NHK解説主幹で東アジア情勢に精通するジャーナリスト・池畑修平氏。権力集中で「一強体制」が加速する習政権と、低迷する経済の動向、米中関係の今後について議論。
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  • 2024年7月23日OA 「米大統領選バイデン氏決断の裏側とトランプ氏の新戦略」
    Jul 24 2024
    ゲスト:渡辺 靖(慶應義塾大学教授)、小谷 哲男(明海大学教授) 大統領選撤退への圧力がピークに達していたバイデン大統領。頑なに勝利への執念を示していたが、なぜこのタイミングで決断したのか?バイデン氏はオバマ元大統領やペロシ下院議長からの撤退圧力に激怒していたとも言われているが...。民主党内で何が起きていたのか、その裏側を探る。 一方、共和党のトランプ陣営は今、勢いに乗っている。先日の党大会ではいつものトランプ節を封印して党員・有権者にソフトに訴えたトランプ前大統領。家族との絆を強調し、政策も過激なものから中道路線とシフトさせるという新たな戦略を打ち出している。トランプ氏が描く勝利へのシナリオとは? ゲストは米政治と社会、文化に造詣の深い慶應義塾大学教授の渡辺靖氏と、国際関係と安全保障が専門で、米政権に独自のパイプを持つ明海大学教授の小谷哲男氏。各種世論調査では一歩リードするトランプ氏。一方の民主党に新たな戦略はあるのか?分断が進む米社会と今後の大統領選の行方を読み解く。
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  • 2024年7月22日OA 「遂に"岸田おろし"活発化!? 波乱必至の秋政局の行方を徹底分析する!」
    Jul 23 2024
    ゲスト:鈴木 哲夫(ジャーナリスト / 番組コメンテーター)、山田 惠資(時事通信解説委員) "首都決戦"都知事選・都議補選を受けて、9月の自民党総裁選、立憲民主党代表選、さらには公明党大会に向けて"秋政局"が活発化しそうだ。 派閥の裏金問題を受け、自民党は改正政治資金規正法を成立させたが、極めて中途半端な内容で、岸田内閣に対する世論は未だ厳しい...。菅前首相は、公然と「岸田おろし」ののろしを上げ、既に党内では「岸田退陣」を前提として、党総裁選を巡り動き始めたか...。  一方、野党立憲民主党も、都知事選での蓮舫氏惨敗を受け、党内から公然と「泉おろし」の声が...。また政権交代を求める世論の高まりの一方で、野党共闘の在り方と、連合の「非共産」路線との整合性など、野党第一党として解決すべき課題も多い。 ゲストは、長年政治を見続けてきたジャーナリスト、鈴木哲夫氏と、時事通信の山田惠資氏。都知事選での「石丸現象」という全く新しい事態も含めて、波乱必至の"秋政局"の行方を徹底分析する。
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  • 2024年7月18日OA 「『柔道』と『JUDO』真価が問われる"お家芸"これからの展望」
    Jul 19 2024
    ゲスト:上水 研一朗(東海大学体育学部教授 / 東海大学男子柔道部監督)、二宮 清純(スポーツジャーナリスト / 広島大学特別招聘教授) 日本発祥の「柔道」は、今や、ヨーロッパをはじめ200を超える国と地域で親しまれ、オリンピックの正式種目としても人気のスポーツ。 しかし、日本では競技人口の減少が進んでいる。 さらに、行き過ぎた「勝利至上主義」を背景に小学生の全国大会が廃止され、指導現場では「練習中の事故」などの課題も浮き彫りになっている。 ゲストは、東海大学男子柔道部監督の上水研一朗氏と、スポーツジャーナリストの二宮清純氏。 武道としての精神性と世界的人気スポーツとの二面性をもつ「柔道」。その魅力とこれからを語り合う。
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  • 2024年7月17日OA 「トランプ氏暗殺未遂の衝撃 バイデン氏の撤退は?混迷!米大統領選」
    Jul 18 2024
    ゲスト:前嶋 和弘(上智大学総合グローバル学部教授)、豊田 祐基子(ロイター通信日本支局長) 13日、演説中のトランプ前大統領が会場外から銃撃され、右耳を負傷するなどの暗殺未遂事件が発生。その2日後、共和党大会が15日開幕し、トランプ氏は大統領候補に正式指名。副大統領候補にはオハイオ州選出のJ・D・バンス上院議員を指名した。米国社会の分断が深まる中、今後の選挙戦への影響は? 一方、民主党はテレビ討論会や相次ぐ言い間違いで精彩を欠くバイデン大統領への撤退論が高まるばかり。一部の上下両院議員に加え、民主党への高額寄付層らも撤退を求めるなど逆風が続く。バイデン氏は「再びトランプ氏に勝つ」と再選に向けた決意を示しているが、撤退圧力を払拭できるのか? ゲストは、現代米国政治外交が専門の上智大学教授・前嶋和弘氏と、長年にわたり米国情勢を取材するロイター通信日本支局長・豊田祐基子氏。11月の本選まで4カ月をきった米大統領選の今後を徹底解説。
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  • 2024年7月16日OA 「高齢者20人に1人!「孤立死」しない生き方とは?」
    Jul 17 2024
    ゲスト:河合 薫(健康社会学者)、紺野 功(NPO法人「エンリッチ」代表) 高齢者20人に1人、決して他人事ではない孤立死。近親者が近くにいても、"エリート会社員"だった人も...。孤立死の現実を紹介する。孤立が健康に与える影響とは?「孤立死しない生き方」を探る。 怖いのは自分が孤立していることに気づかないこと。町内会の集まりで会社の名刺出したりしてませんか?「あなたの孤立度チェック」では"知らないうちに孤立"のリスクを知り、今からでも間に合うできることを考える。鍵はゆる~い繋がり? ゲストは働く人のストレス、心理、健康を研究、働き方の改善法を発信している健康社会学者の河合薫氏と、51歳弟の孤立死をきっかけに見守りシステムを開発したNPO法人「エンリッチ」代表の紺野功氏。「孤立」しないためにできることは何かを話し合う。
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  • 2024年7月15日OA 「国軍劣勢でミャンマー新局面! 反国軍派武装勢力の支配地域を潜入取材」
    Jul 16 2024
    ゲスト:遠藤 正雄(ジャーナリスト)、根本 敬(上智大学総合グローバル学部名誉教授) 軍事クーデターから間もなく3年半が経過するミャンマー。いま、事態は新たな局面に突入している。アウン・サン・スー・チー氏を支持する民主派勢力は、軍政に反対する少数民族の武装勢力と共闘を成立。共同闘争によって、国軍が支配していた少なくない国境地域を奪取。軍事的だけでなく軍政による国内経済にも大きな打撃を与えているという。 反軍政武装闘争の一翼を担うのは、南東部を支配するカレン族。ジャーナリスト遠藤正雄氏が、その武装勢力の支配地域に潜入!軍事的活動ぶりや、民主派勢力が結成したNUG(国民一致政府)代表へのインタビュー、戦闘によって被害を受けた住民を支援する活動などの取材に成功した。 ゲストは、ミャンマーの現地取材から帰国したジャーナリストの遠藤正雄氏と、ミャンマー情勢に詳しい上智大学名誉教授の根本敬氏。反軍政派の活動ぶりや、クーデターから3年半に迫るミャンマーの全体状況などを明らかにする。
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  • 2024年7月12日OA 「ガザ侵攻から9カ月 人道危機に終止符は?」
    Jul 16 2024
    ゲスト:大久保 武(元パレスチナ関係担当大使) VTR出演:ハラ・ラリット(元米国務省アラビア語担当報道官) イスラム組織ハマスとイスラエルの戦闘が始まって9カ月。この間、パレスチナ自治区ガザでの死者の数は、子どもや女性を含め3万8千を超えた。医療施設や学校などもその多くが破壊され、深刻な人道危機が指摘されている。5月には、アメリカのバイデン大統領が、停戦に向けた新たな提案を公表したが、ハマス側が「恒久的停戦と完全撤退」を求めるのに対し、イスラエルのネタニヤフ首相が「ハマス壊滅」の旗を降ろす気配はない。 "中東で血を流していない"日本は、欧米とは違うスタンスで独自の中東外交をしてきたが、ガザの人道危機を救うために日本に求められることは何なのか?国際社会は、なぜ戦闘を止められないのか? 番組では、イスラエルへの支援を続けるアメリカ政府に異を唱えて国務省を辞任した女性外交官ハラ・ラリットさんに取材。スタジオゲストに元パレスチナ関係担当大使の大久保武さんを迎え、いつ果てるか知れないイスラエルとパレスチナの殺し合いに終止符を打つための道を考える。
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    43 mins