プラネタリウム 一夜語 Podcast

By: 一夜語(ひとよがたり)
  • Summary

  • 一夜語(ひとよがたり)は、島根県の博物館で投影しているプラネタリウムのライブ投影(生解説)。 夕暮れから夜明けまでの一夜を、星空に潜む不思議さに触れながらお過ごしいただいています。 このPodcastでは、そんなプラネタリウムでお伝えしている折々の星空案内や天文現象、星にまつわるトピックスなどを、ひと月に2度ご紹介しています(毎月12日、27日更新予定)。 星座の探し方などは少なめですが、夜空を見上げるきっかけとして、星々を感じる一助として、お耳に届けば幸いです。おやすみの際にお聞きいただいている方もいらっしゃいます。またプラネタリウムの投影時には赤ちゃんや小さな子がおとなしく耳を傾けてくれることも多くありますので、お子さまの寝かしつけにも効果がある、かも知れません。 縁あらばいつの日か、プラネタリウムの空の下でお会いしましょう。 https://www.hitoyogatari.com/
    一夜語(ひとよがたり)
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Episodes
  • 一夜語Podcast~2024年9月前半の星空~
    Aug 27 2024

    2024年9月前半から後半にかけての星空案内です。


    0:25

    9月9日に土星が衝(しょう)となります。外惑星が太陽と正反対の方向に来た時で、地球との距離が最小=見かけの大きさが最大となり、この頃は一晩中見えているので観察の好機です。


    2:50~

    9月17日が中秋の名月。「ちゅうしゅう」という言葉には中秋と仲秋の二種類ありますが、仲秋は旧暦8月の一か月間をいい、中秋は旧暦の秋である7,8,9月のど真ん中、8月15日を指します。8月15日の月を愛でるお月見は、中秋の名月です。


    5:25~

    夏の大三角とさそり座はどちらも夏の代表的なものですが、見えている期間は異なります。星空が巡る中心である天の北極に近いほうが長い時間・期間見えるので、北寄りの夏の大三角より、南寄りのさそり座は短い間しか空に出ていません。もし北緯90度、北極点で空を見上げたならば、天の北極が頭の真上となり、すべての星は昇り沈みすることなく地平線に平行に回って見えるはず。そんな幻想的な世界を想像しながら星空を見上げてみては。


    ⁠プラネタリウム一夜語⁠


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  • 一夜語Podcast~2024年8月後半の星空~
    Aug 12 2024

    2024年8月後半から9月前半にかけての星空案内です。


    8月20日が満月、カレンダーにもそう書いてあるものがあります。日で考えると間違いはありませんが、より正確には太陽と月の見かけの方向が180度になった時(黄経差)が満月であり、この日は3:26です。ということは、20日の日没後に昇る月は満月からすでに半日以上経った欠け始めた月。対して前日19日の月は満月数時間前で、よりまん丸に近い月です。


    夏の大三角のあたりには小さな星座が潜んでいます。こぎつね座、や座、いるか座。明るい星はありませんが、弓矢の矢の形や、ダイヤマークにしっぽを付けたようないるか座の姿はよくわかります。天の川をたどった先の いて座や たて(盾)座のあたりは、双眼鏡を向けるとたくさんの星だけでなく星団や星雲もみつかり、面白く観察できます。


    日没後の東の空に、太陽系の第6惑星、土星が昇ってきます。土星を取り巻く環は、近年は傾きが浅くなり細く見えます。観察シーズンを迎えた土星、ご家庭に望遠鏡があれば確認できるかチャレンジしては。


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  • 一夜語Podcast~2024年8月前半の星空~
    Jul 27 2024

    2024年8月前半から後半にかけての星空案内です。


    8月7日は月遅れの七夕、郷里北海道の旭川では、この日に子供たちが家々を回ってろうそくをもらうという「ローソク出せ」という行事がありました。

    〽ろうそく出せ出せよ、出さないとかっちゃくぞ、おまけに食いつくぞ。(※かっちゃく=ひっかくの意の北海道弁)


    さそり座を踏みつけるように、大きな へびつかい座が南の空に見えています。医者のアスクレピオスが大きな蛇を持つ姿、飛び出た蛇は へび座(頭)、へび座(尾)と二つに分かれています。


    8月12~13日にペルセウス座流星群がピークを迎えます。夜半から明け方にかけてが多くみられる時間帯、シートやキャンプベッドなどに寝転がってじっくり見ていると、一時間に数十個の流れ星が観察できるかもしれません。安全には十分気を付け、存分に夏の夜空を楽しんでみては。

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