Episodios

  • #9【雑談】のびのび育ったのはシュタイナー教育のおかげ?
    Jun 30 2024

    俳優・三谷亮太郎は、小学校から高校までの12年間、自然豊かな神奈川・藤野のシュタイナー学園で学びました。

    シュタイナー教育とは、ドイツを中心に活動した思想家ルドルフ・シュタイナーによって創立。
    子供たちが “あたま”と“こころ”と“からだ”のバランスをとりながら、ほんとうの意味で自立した「自由な人間」となるよう、
    芸術的手法を取り込んだ体験重視のカリキュラムを用意し、子供が「自ら考え、自ら感じ、自らの意志で行動する」ことを目指しているそうです。
    三谷くんは、まだまだ引き出しが多そうな逸材です・・!

    ※収録機材の故障により、音がややこもった状態での録音となります、お聞き苦しい点ご容赦ください。


    ●シュタイナー学園HPはこちらより。
    https://www.steiner.ed.jp/about/


    ↓番組へのご意見・ご感想はこちらから✨
    https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdwEJ-dI6Vao5JZtRBUOvjM8n2ZQm56xyHeXYMQvS7FiWVKbA/viewform



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    13 m
  • #8 能を現代演劇に取り入れる試みについて。
    Jun 15 2024

    今回は能の少しマニアックな話、“翻訳上演”について語ってみました。

    大まかな設定を借りながら、物語展開を自由に書き換えることのできる「翻案(アダプテーション)」に比べて、
    一字一句を対応する単語に置き換えないといけない「翻訳(アダプテーション)」の作業は、創作現場においては煙たがられることもあります。
    特に、能のように何百年も前に書かれ、価値観が現代と大きく異なる物語を一字一句現代語に翻訳して上演しようとすると、意味がきちんと伝わらない事もあります。
    奥田は2020年に実際にその作業に取り組み、大変な目にあったわけでございます。

    ●能『卒都婆小町』の解説はこちらより。
    https://www.the-noh.com/jp/plays/data/program_069.html

    ●能の翻訳上演に関する奥田知叡の論考はこちらより。
    https://k-pac.org/readings/12428/

    ↓番組へのご意見・ご感想はこちらから✨
    https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdwEJ-dI6Vao5JZtRBUOvjM8n2ZQm56xyHeXYMQvS7FiWVKbA/viewform



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    15 m
  • #7 能って面白いねん。
    May 25 2024

    今回は、能オタクの奧田が、ひたすら能への愛を語る回です。

    伝統芸能の能は、とっつきにくいイメージを持っている人も多いのではないでしょうか?
    ゆっくり動いて、ノロノロ喋る…だけじゃないのが能の面白さ。とてもメロディックな舞台があったり、ハラハラドキドキするような物語もあります。

    最後にちらっと触れている奧田が東京で必ず観に行く能は、毎年初夏にある公演『轍の会』です。
    面白いので是非チェックしてみてください!

    ●「轍の会」とは…金春流シテ方能楽師の櫻間金記さんと本田光洋さんが、毎年初夏に上演している演能会。演劇人のファンも多く、伝統に則していながら、非常に鮮烈な舞台が観れる。
    ●「轍の会」のチケット購入はこちらより。



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    12 m
  • #6 坂本龍一 最後のシアターピース『TIME』
    May 11 2024

    3月下旬〜4月中旬まで東京・新国立劇場で上演された坂本龍一と高谷史郎の『TIME』を三谷亮太郎が観劇してきました!

    パフォーマンス、サウンド、インスタレーション…そこに水の演出が加わった夢幻の如き舞台について、
    若手演劇人ならではの注目ポイントも含めて、いろいろお話をしました。
    なんといっても、やはり水…!を盛大に舞台で使ってみたい!!

    ●坂本龍一+高谷史郎『TIME』の公式HPはこちらより。
    ●過去の海外公演、特典映像はこちらより。



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    13 m
  • #5 京都 150年続く『都をどり』の舞台裏。
    Apr 27 2024

    4月、京都・祇園甲部歌舞練場で上演されている『都をどり』について語ります。
    奧田は、とあるご縁で 1ヶ月間毎日、裏方として働いていました。

    普段はお座敷などでしか観ることができない舞妓・芸妓さんの舞を、
    気軽に観ることができます。そのため連日満員の人気ぶり!
    その歴史は150年以上と古く、舞台装置や衣裳、細やかな趣向が凝らされていました。

    春に京都に来られる方は、機会があればぜひご覧ください!
    ※ 放送中、「舞妓」さんと呼んでいますが、正しくは「舞妓・芸妓」さんが踊ります。


    ●花街の概要は、こちらより。
    ●『都踊り』の概要は、こちらより。



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    15 m
  • #4 松田正隆作『東京トワイライト』を演じて。
    Apr 13 2024

    松田正隆 作・演出『東京トワイライトー強盗団と新しい家ー』について語ります。
    三谷亮太郎は、2024年2月に座・高円寺1にて本作品を演じました。

    前半は、3つの物語が重なり合う特殊なあらすじとその演出について語り、
    後半は、過去一〇〇だったという、稽古の裏側について話します。業界のパワハラ問題にも触れていて・・


    ●CTAラボによる公演『東京トワイライトー強盗団と新しい家ー』の概要はこちらのサイトより。
    ●松田正隆による戯曲『東京トワイライト』は、悲劇喜劇 2024年 03 月号より。



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    17 m
  • #3 舞台『逃亡』の演出を振り返る
    Mar 30 2024

    前回に引き続き、高行健『逃亡』(1990)について語ります。
    三人之会は、2023年10月に東京三鷹でこの作品を上演しました。

    小劇場ではなかなかない本水を使った演出、水によって照明の当たり方はどうなったか、
    戯曲の中の暗くてじめっとした "倉庫" を小道具や音でどう表現したのか、

    などなど演出の裏側をお話しています。実は、はじめに幻の演出プランがあった...?


    ●高行健『逃亡』(1990)は、中国現代戯曲集 第一集より。
    ●三人之会による公演『逃亡 ー書×映像×演劇ー』の概要は、こちらサイトより。
    ●坂本龍一、高谷史郎による公演『TIME』の概要は、こちらのサイトより。



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    14 m
  • #2 中国演劇の時代を変えた!?『逃亡』
    Mar 16 2024

    高行健『逃亡』(1990)について語ります。三人之会は、2023年10月に東京でこの作品を上演しました。
    といっても今回は公演ではなく、戯曲とその背景にある中国演劇の話をたっぷりと。
    中国語の戯曲『逃亡』ですが、実はフランスの地で書かれ、香港の雑誌で発表されました。それには深い事情があり…。

    ●高行健『逃亡』(1990)は、中国現代戯曲集 第一集よりご覧いただけます。
    ●三人之会による『逃亡 ー書×映像×演劇ー』公演の概要は、こちらサイトよりご覧いただけます。



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    15 m