• 光る君へ日記 第18回 「岐路」

  • May 5 2024
  • Length: 38 mins
  • Podcast
光る君へ日記 第18回 「岐路」  By  cover art

光る君へ日記 第18回 「岐路」

  • Summary

  • とうとう、玉置道兼(藤原道兼・玉置玲央さん)が逝ってしまいました。思えば、玉置道兼(藤原道兼・玉置玲央さん)は本作「光る君へ」を初回からロケットスタートさせた立役者だったと言っても過言ではありますまい。何かと割を食う中間子であったかもしれませんが、最後、道長が抱き取っていた姿で少し救われたように思います。

     さて、今回は吉田詮子が大活躍でしたね。大鏡のあの名場面がどう料理されるのかと楽しみにしておりましたが、まさかここで不仲だった円融天皇の話を持ち出すとは思っておりませんでした。いい意味で裏切られたという思いでいっぱいです。

     母と妻、叔父と義兄の間で思い悩む塩野一条(一条天皇・塩野瑛久さん)の姿も美しく、眼福でありました。「嫌いにならないでくれ」という言葉がこれほど重く感じられるとは。

     そして三浦伊周(藤原伊周・三浦翔平さん)が「皇子を産め!」と高畑定子(藤原定子・高畑充希さん)に詰め寄った時の様子、ご覧になりました?伊周の黒さがどんどん出てきてますね~。好きよ、そういうところ。

     思うところはいろいろありますが、今日もつぼねに集い、友がたりをいたしましょう。


    <今回配信の注意>

    ※おぎたまは史実は史実として、ドラマはドラマとして大いに楽しみたいと考えています。

    ※この配信は終始ネタばれ注意回です。「光る君へ」の放送を純粋に楽しみたい方は、番組をご覧になった後に視聴なさるのをお勧めします。


    <おぎ注> 

    関白の宣旨:大鏡の名場面。一条の母詮子が一条の寝所に乗り込み、関白を伊周でなく道長に譲るように説得する。おぎは今回も「出る!!!」と確信していたがそのまんまは出なかった。

    福足君(ふくたりぎみ):道兼の息子。気性が荒くきかん坊だった。大鏡「道隆と福足君」のシーンで登場する。彼の発した「あれは舞はじ」というセリフが高校生だったおぎたまにたいそう響き、汎用性の高いワードとして使っていた。

    白氏文集「新楽府」:唐の白居易(白楽天)の詩。民衆の声を代弁し、良い政治にするために作られたもの。この後、道長の娘である彰子が入内した後、紫式部が彰子に教えたとされています。


    ※おぎがわかりやすく概要を説明したものにつき、テストで書いてもマルはもらえませんので要注意!


    <参考>

    「光る君へ」NHK 公式HP  https://www.nhk.jp/p/hikarukimie/ts/1YM111N6KW/

    ・ダイジェスト映像はこちらでご覧になれます 

    https://www.nhk.jp/p/hikarukimie/ts/1YM111N6KW/blog/bl/pyVjX9MK7y/bp/pZoKAdrXLZ/

    【君しるべ】 ~公卿のトップに! だけれど関白じゃない藤原道長https://www.nhk.jp/p/hikarukimie/ts/1YM111N6KW/blog/bl/ppzGkv7kAZ/bp/plZrGW60Bl/

    【用語集】第18回より 科挙/荘園 ほかhttps://www.nhk.jp/p/hikarukimie/ts/1YM111N6KW/blog/bl/ppzGkv7kAZ/bp/pgkP4Dkj6p/

    <出典> 「大鏡」 岩波書店 日本古典文学大系

    ※自由気ままな古典愛トークですので、学術的・歴史的に正しいものとは限りません。

    ※内容は諸説あります。

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