【キーワード】笑顔（心からの笑顔の力）

【要旨】笑顔を絶やさない人のまわりには、自然と人が集まります。笑顔が持つ恐るべきパワーです。心からの笑顔は、常に「安心感」を与えてくれます。もちろん、心にもない作り笑顔の話ではありません。心から染み出る笑顔のことです。

また、笑顔は、他人を和ませるだけではなく、自分自身にも優しい表情ではないでしょうか？　自分の心に素直なまま、自然に笑顔になれる機会が増えれば、きっと普段の景色も違って見えてくるかもしれません。

【キーワード】努力（＝地道な努力は報われる）

【要旨】自分のキャパシティを超えた無謀なチャレンジでない限り、日々の地道な努力は報われるものです。

そのことを一度覚えてしまえば、為すべきことに努力を惜しまず、やがては、その努力の先に待っている成果についての具体的なイメージが描け、不思議と確信が持てるようになります。この確信が持てるようになれば、イメージと大差ない成果を手にすることができるでしょう。

「思考は実現する」という言葉をよく耳にしますが、ただ「思考」しているだけでは何も実現しません。地道な努力と、その努力に裏打ちされた確信が持ててこそ為せるものではないでしょうか。

【キーワード】思い込み（＝期待）

【要旨】人は時々、思い込み過ぎたり、期待し過ぎることがあります。この「思い込み過ぎ」や「期待し過ぎ」は、大抵の場合、落胆に帰結し、ストレスにつながりやすくなります。特に、人間関係においての「思い込み過ぎ」と「期待し過ぎ」には要注意です。この「し過ぎる」ことが無いように注意を払うだけでも、かなり楽に生きられるようになります。コンサバ過ぎ？　そんなことはありません。あくまでも「『し過ぎる』ことが無いように注意しましょう」って話です。

【キーワード】弛緩（しかん）

【要旨】リラックスが大切だということは誰でも知っています。しかし、リラックスするのは案外難しいものです。普段から何でもかんでも杓子定規に考え行動する人が、「リラックスしなければ」と杓子定規に考えてもリラックスできるはずはありません。ところが、リラックス上手な人を観察していると、少々抜けた面（＝間抜けな面）を肯定的に自分に取り入れていることに気付きます。場面に応じて弛緩しているわけです。柔らかく、軽やかに生きるためには、たまに発想そのものを緩くしてみるのもよいかもしれません。