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  • #028 8/26−9/1の暦 &ナナオサカキ「二百十日」
    Aug 26 2024

    自らと繋がり、大いなる自然や宇宙との繋がりを感じて、のびのびと、ユニークな私を生きていく。

    8月26日から9月1日の「今週の暦」、そして、「つながるレメディ」では、詩人・ナナオ・サカキさんの詩「二百十日」をお届けします。

    【自然や宇宙との繋がりを感じる「今週の暦」】

    8月26日(月)から9月1日(日)/ 旧暦、文月(ふみづき)廿三日から廿九日

    22日(木)二十四節気・処暑

    • 夏の暑さは峠を越しても、まだまだ残暑の厳しい日が続く。一方で、朝夕には涼しさを感じ始めて、虫の音が次第に響き、秋の気配が混じる頃。台風が次々とやってきて、暴風雨に見舞われることも多い時期。

    28日(水)七十二候「天地始粛」

    • 厳しい暑さを伴う夏の気が落ち着いて、天と地、つまりは自然界全体が、静けさや寒さ冷たさへと変わりはじめていく
    • 季語「秋の蜂」。この時期攻撃的になる蜂たちの様子
    • スズメバチの天敵、オニヤンマ。そして、ハチクマ

    31日(土)雑節「二百十日」

    • 立春から数えて210日目。収穫時期に台風がやってくる農家の三大厄日のひとつ。風鎮めの祭りもこの時期行われる


    【今週の月】

    • 20日(火)の満月から欠けていく時期
    • 「手放し」や「浄化」に良いこの時期。心や身体の声に耳を傾けて、無理をしているようであれば、月のリズムに調和して、少し手放してもいい。少し軽くなって、より健康的でより私らしく、日々を生きていく
    • 26日(月)は上弦の月


    【今週の旬】

    旬の景色は、虫の声。都会の道路で、街路樹の下で、オフィスで、家で、虫の声に、心の風景に、耳を澄ます。

    野分(のわき)。「台風」という言葉は明治以降に使われるようになったもので、英語の "typhoon" に字を当てたもの。万葉の時代からそれまではずっと「野分(のわき)」。

    【つながるレメディ】

    今週は、詩人・ナナオ・サカキさんの詩「二百十日」をお届けします。

    【参考】

    「くらしを楽しむ七十二候」広田千悦子 株式会社アース・スター エンターテイメント 2013

    「和暦日々是好日」LUNAWORKS(主宰・高月美樹)2024

    ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠国立天文台暦計算室⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

    「日本の七十二候を楽しむ ―旧暦のある暮らし―」白井 明大・有賀 一広 東邦出版 2012

    「現代こよみ読み解き事典」岡田 芳朗 阿久根 末忠 柏書房 1993

    ⁠「犬も歩けば」⁠ナナオ サカキ 野草社 2004

    ⁠「詩人 ナナオ・サカキ 歌は歩いていく」⁠遠藤朋之 Edge 2004

    ⁠「天地始粛 / 処暑」⁠minä perhonen

    ⁠「オニヤンマはスズメバチの天敵?天敵を利用して駆除できるかを解説」⁠ミツモアMedia 2021

    ⁠「ハチクマにハチの巣を与えてみると……」⁠東京ズーネット(多摩動物園) 2016

    ⁠「タカの渡りを追う 久野公啓(写真家、渡り鳥研究家)」⁠一般社団法人セブン-イレブン記念財団

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    18 m
  • #027 8/18−25の暦 &詩人・松井啓子「うしろで何か」
    Aug 18 2024

    自らと繋がり、大いなる自然や宇宙との繋がりを感じて、のびのびと、ユニークな私を生きていく。

    8月18日から25日の「今週の暦」、そして、「つながるレメディ」では、詩人・松井啓子さんの「うしろで何か」をお届け。

    【自然や宇宙との繋がりを感じる「今週の暦」】

    8月19日(月)から8月25日(日)/ 旧暦、文月(ふみづき)十六日から廿二日

    22日(木)二十四節気・処暑

    • 「立秋」から「処暑」へと移り、夏の暑さが峠を越して、その勢いは弱まり、朝夕にやや涼しさを感じ始める頃。台風が次々とやってきて、暴風雨に見舞われる時期。

    22日(木)七十二候・綿柎開

    • 綿と人類の歴史は、綿の栽培は7500年と非常に古い
    • 江戸時代に、綿は藍染との組み合わせで広く普及し、多様な藍色に染めた着物を纏う人々に、藍色ののれんや手ぬぐい、と、「ジャパン・ブルー」と名付けられた「藍染の青」の風景が広がっていた
    • 技術革新で綿の産業は衰退し、かつて100%だった自給率も、現代では1%以下。200種以上あった綿の在来種もほとんどの種が途絶え、数種類の「和綿」が、各地で細々と栽培されている
    • オーガニックコットンを使いましょう
    • 茶綿の種はこちら👉⁠⁠「茶綿 【有機栽培の種】」⁠⁠グリーンマーケット


    【今週の月】

    • 20日(火)十七夜、水瓶座で満月
    • 緊張感が高まったり、感情的になりやすく、精神のバランスが崩れたときは、月の影響かもしれません。そんな時は、ひとりの時間を取ったり、自分をリラックスさせる時間を


    【今週の旬】

    旬の食卓は、イチジクにすだち、そして、身体にたまった余分な熱を取って身体を冷やしてくれる食材、旬のウリ類を積極的に摂りたい

    【つながるレメディ】

    今週は、詩人・松井啓子さんの詩「うしろで何か」をお届けします。

    【参考】

    「くらしを楽しむ七十二候」広田千悦子 株式会社アース・スター エンターテイメント 2013

    「和暦日々是好日」LUNAWORKS(主宰・高月美樹)2024

    ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠国立天文台暦計算室⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

    「日本の七十二候を楽しむ ―旧暦のある暮らし―」白井 明大・有賀 一広 東邦出版 2012

    「現代こよみ読み解き事典」岡田 芳朗 阿久根 末忠 柏書房 1993

    「ぼくがゆびをぱちんとならして、きみがおとなになるまえの詩集」斉藤 倫 著 / 高野 文子 画 2019

    「七十二候/綿柎開」高月美樹 暦生活 2022

    「小泉八雲が出会った青」麻布御箪笥町倶楽部

    「綿とは 日本人の暮らしは「木綿以前」と「以後」でこう変わった」中川政七商店の読みもの

    「藍染とは 江戸っ子に親しまれたジャパン・ブルーの歴史と現在」⁠中川政七商店の読みもの

    「モンサント社の綿花事業における失態」エープリル・ ダヴィラ Our World 国連大学ウェブマガジン 2011

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    17 m
  • #026 8/2-18の暦 &「星めぐりの歌」曲:佐藤礼央、詩:宮沢賢治、歌:本田みちよ
    Aug 12 2024

    自らと繋がり、大いなる自然や宇宙との繋がりを感じて、のびのびと、ユニークな私を生きていく。

    8月12日から18日の「今週の暦」、そして、「つながるレメディ」では、作曲家、佐藤礼央さんの「銀河鉄道の夜」から、「星めぐりの歌」曲:佐藤礼央、詩:宮沢賢治、歌:本田みちよ、をお届け。

    👇「星めぐりの歌」はこちらから再生

    YouTube / Apple Music

    【自然や宇宙との繋がりを感じる「今週の暦」】

    8月12日(月)から8月18日(日)/ 旧暦、文月(ふみづき)九日から十五日

    ​12日(月)、七十二候は立秋の次候「寒蝉鳴」

    • ​日中はまだまだ暑い盛りでも、朝晩の風に交じる涼しさや虫の音、少しずつ色づいてきた草木などに秋の立ち上がりを感じる、「立秋」の頃
    • ​蝉たちの夏、アブラゼミからミンミンゼミ、そしてツクツクボウシと渡ってきた主役のバトンは、ヒグラシへ
    • ​17日(土)、立秋の末候「蒙霧升降」
    • ​深い霧が立ち込める幻想的な景色が広がり、立ち上がる秋の到来を感じる頃
    • ​かつて日本のどこでも見られたその風景も、ここ数十年で、都市化によって、霧の発生は急速に減少している

    【今週の月】

    ​4日(日)に迎えた新月は、20日(火)十七夜での満月に向かって満ちていく時期

    • 【今週の旬】

    旬の景色

    ​水辺の禊萩、ほおずき、おんぶばった、旱星(ひでりぼし)

    旬の食卓

    ​冬瓜にマダコ

    【つながるレメディ】

    • 今週は、作曲家、佐藤礼央さんの「銀河鉄道の夜」から、「星めぐりの歌」曲:佐藤礼央、詩:宮沢賢治、歌:本田みちよ、をお送りします。

    【参考】

    「くらしを楽しむ七十二候」広田千悦子 株式会社アース・スター エンターテイメント 2013

    「和暦日々是好日」LUNAWORKS(主宰・高月美樹)2024

    ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠国立天文台暦計算室⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

    「日本の七十二候を楽しむ ―旧暦のある暮らし―」白井 明大・有賀 一広 東邦出版 2012

    「現代こよみ読み解き事典」岡田 芳朗 阿久根 末忠 柏書房 1993

    「七十二候/蒙霧升降」高月美樹 暦生活 2023

    「七十二候/寒蝉鳴」高月美樹 暦生活 2023

    ⁠「気象部「相対湿度の月別平年値」をくわしく解説!」理科年表 2006

    「都市と田舎の霧日数長期変化」近藤純正 2006

    「ミソハギ(禊萩)」オザキフラワーパーク 


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    15 m
  • #025 8/5-11の暦 &「嘲笑」北野武 作詞・玉置浩二作曲と歌
    Aug 4 2024

    自らと繋がり、大いなる自然や宇宙との繋がりを感じて、のびのびと、ユニークな私を生きていく。

    8月5日から11日の「今週の暦」、そして、「今週のレメディ」は、北野武さん作詞・玉置浩二さん作曲と歌で「嘲笑」をお届けします。

    👇今週のレメディ「嘲笑」はこちらを再生(YouTube)

    https://youtu.be/fo0dmOfsO6A?si=WknAobYMShU9tLEc


    【自然や宇宙との繋がりを感じる「今週の暦」】

    8月5日(月)から8月11日(日)/ 旧暦、文月(ふみづき)二日から八日

    • ​​7日(水)、二十四節気はいよいよ「立秋」、秋の立ち上がり。七十二候は、立秋の初候「涼風至(すずかぜいたる)」
    • 10日(土)七夕、笹の節句。私達は2000年以上に渡って、七夕の空を、愛の物語を見上げている
    • 伝統的七夕と言われる旧暦の七夕。織姫星と彦星は、実は、伝統的七夕だから、一年に一度の逢瀬で愛を交わすことができた、のかもしれない。
    • 8月1日から7日は「スター・ウィーク~星空に親しむ週間~」
    • 星月夜に空を見上げれば、壮大な宇宙のなか、小さなひとつの命である自分を感じて、繋がりの感覚が内に広がる。見上げた空を美しい帯状に横断する天の川は、銀河の辺境に位置している地球だからこそ見える、円盤状の形をした天の川銀河を側面から見た姿。私達は太陽系は、この天の川銀河を約2億3千万年かけて一周する、途方もない旅の途中にいる。

    【今週の旬】

    旬の景色

    • ツユクサ(露草)に、アメリカデイゴ、そして夕方の虫の音

    旬の食卓

    • ゴーヤに枝豆、そして蜆(しじみ)


    【今週のレメディ】

    自分自身との内なる深い繋がりを、そして、自然や宇宙との大いなる繋がりを感じるヒントをお届け。

    今週は、北野武さん作詞、玉置浩二さん作曲と歌、「嘲笑」をお届けします。


    【参考】

    「くらしを楽しむ七十二候」広田千悦子 株式会社アース・スター エンターテイメント 2013

    「和暦日々是好日」LUNAWORKS(主宰・高月美樹)2024

    ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠国立天文台暦計算室⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

    「日本の七十二候を楽しむ ―旧暦のある暮らし―」白井 明大・有賀 一広 東邦出版 2012

    「現代こよみ読み解き事典」岡田 芳朗 阿久根 末忠 柏書房 1993

    「伝統的七夕について教えて」国立天文台 

    「スター・ウィーク、伝統的七夕(2024年8月)」国立天文台 2024

    「新暦七夕(7月7日)と伝統的七夕(8月20日)」AstroArts

    「8月7日は旧暦の七夕 もう一つの織姫星と彦星」中日新聞 2019

    「【秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかれぬる】徹底解説!!意味や表現技法・句切れなど」 短歌の教科書 2020 

    「年に1度しかない二星の逢瀬、「七夕」について詠んだ和歌を7首を古今和歌集より紹介」ワノココロ 


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    19 m
  • #024 今週の暦(7/29-8/4) & 長田弘の詩「海を見にゆこう」
    Jul 28 2024

    自らと繋がり、大いなる自然や宇宙との繋がりを感じて、のびのびと、ユニークな私を生きていく。

    7月29日から8月4日の「今週の暦」、そして、詩人・長田弘さんの詩「海を見にゆこう」をお届けします。


    【自然や宇宙との繋がりを感じる「今週の暦」】

    7月29日(月)から8月4日(日)/ 旧暦、水無月廿四日から文月(ふみづき)一日

    • 8月2日(金)、暦は「大暑」の末候「大雨時行(たいうときどきふる)」へ
    • 梅雨明けの猛暑続きの日々が終わると、いよいよ台風の季節の到来
    • 台風という言葉は、「typhoon」の当て字で明治以降に使われるようになったもの。それまでは「野分」。平安の頃からの言葉
    • 暦の上では、「大雨時行(たいうときどきふる)」が終われば夏の土用の18日間が明けて、いよいよ立秋、秋の立ち上がり
    • 4日(日)の新月で、暦は文月(ふみづき)へ
    • 新月の頃、暗い夜空に夏の大三角から南の空へと続く天の川の淡い光を楽しみたい
    • 前日の3日(土)は、旧暦の6月30日、一年の折り返しの「夏越の祓(なごしのはらえ)」。旧暦では必ず新月の前日にあたり、浄化や解毒に良いとされる新月の時期と重なり、半年間の穢れを払い、新たな気持ちで後半を迎える良いタイミング

    【今週の旬】

    旬の景色

    • 浜辺の、鰹の烏帽子
    • 道路脇の、鬼百合
    • 青い空に、入道雲
    • 360°の、夏の夕焼け

    旬の食卓

    • オクラ、太刀魚、青唐辛子


    【今週のレメディ】

    自分自身との内なる深い繋がりを、そして、自然や宇宙との大いなる繋がりを感じるヒントをお届け。

    今週は、詩人・長田弘さんの詩「海を見にゆこう」をお届けします。


    【参考】

    「くらしを楽しむ七十二候」広田千悦子 株式会社アース・スター エンターテイメント 2013

    「和暦日々是好日」LUNAWORKS(主宰・高月美樹)2024

    ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠国立天文台暦計算室⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

    「日本の七十二候を楽しむ ―旧暦のある暮らし―」白井 明大・有賀 一広 東邦出版 2012

    「現代こよみ読み解き事典」岡田 芳朗 阿久根 末忠 柏書房 1993

    「長田弘全詩集」長田弘 みすず書房 2015

    「鎌倉 覚園寺」

    「七十二候/大雨時行」高月美樹 暦生活 2023

    「オニユリ(鬼百合)」オザキフラワーパーク

    「夏こそ夕焼けのベストな季節である3つの理由」naosuke21036 光つかまえて~雫と海と季節のフォトブログ~ 2019

    「青唐辛子のお醤油漬けと8つの活用法:覚書」火水流整体術院 Cookpad 2015

    「水無月」河田容英 美味求真.COM 2024

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    16 m
  • #023 今週の暦(7/22-28) & 歌人・岡本かの子の短歌二首
    Jul 22 2024

    自らと繋がり、大いなる自然や宇宙との繋がりを感じて、のびのびと、ユニークな私を生きていく。

    7月22日から28日の「今週の暦」、そして、歌人・岡本かの子の短歌二首お届けします。


    【自然や宇宙との繋がりを感じる「今週の暦」】

    7月22日(月)から28日(日)/ 旧暦、水無月十七日から廿三日

    • 先週19日(金)に夏の土用入りを迎えて、季節の変わり目
    • 22日(月)から、二十四節気は「大暑」に。一年でもっとも暑さが厳しく感じられる頃
    • 七十二候は、「大暑」の初候「桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)」。桐の木が、卵形の実を結び始める頃
    • 古来から神聖な木とされてきた桐。平和や繁栄を象徴する神鳥、鳳凰が宿るとされたことから。
    • 27日(土)には、次候「土潤溽暑(つちうるおいて むしあつし)」へ
    • 日本の暑さは、容赦ない猛暑の日照りが続くこの梅雨明けの時期が一番きつい。
    • 翠蓋がオアシス。よく茂って天蓋のように張り出した木の枝でできた、緑の蓋
    • 今週の月は、欠けていく月。先週21日(日)に満月を迎えて、28日(日)の下弦の月に向けて、徐々に欠けていく
    • 月のリズムに乗って、身も心も軽くするには最適の時期。物事を整理し、古いものや不要になったもの、溜め込んでいるものを手放して、新しい物事が入って来れるように、物理的にも心理的にもスペースを作りたい


    【今週の旬】

    • 旬の景色は、カンナ、凌霄花(ノウゼンカズラ)に夾竹桃(きょうちくとう)
    • 旬の食卓には、きゅうりにそうめん、穴子に枝豆
    • 新生姜でジンジャーシロップも良いかも


    【今週のレメディ】

    自分自身との内なる深い繋がりを、そして、自然や宇宙との大いなる繋がりを感じるヒントをお届け。

    今週は、小説家、歌人、そして、仏教研究家でもある岡本かの子さん。芸術家岡本太郎を生んだ母としても知られている彼女の短歌を二首、お届けします。


    【参考】

    「くらしを楽しむ七十二候」広田千悦子 株式会社アース・スター エンターテイメント 2013

    「和暦日々是好日」LUNAWORKS(主宰・高月美樹)2024

    ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠国立天文台暦計算室⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

    「日本の七十二候を楽しむ ―旧暦のある暮らし―」白井 明大・有賀 一広 東邦出版 2012

    「現代こよみ読み解き事典」岡田 芳朗 阿久根 末忠 柏書房 1993

    「七十二候/桐始結花」高月美樹 暦生活 2023

    「七十二候/土潤溽暑」高月美樹 暦生活 2023

    「第4話 「桐と鳳凰」」広島大学高等教育研究開発センター 2009

    蝉の声はこちらから👇

    「《癒しの自然音》セミの鳴き声(真夏の森林)【1時間16分】安らぎ・リラックス・リフレッシュ・ストレス解消・安眠・快眠・熟睡」 asz1 2013

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    16 m
  • #022 今週の暦(7/15-21) & 藤富保男の詩「考証(より)」
    Jul 14 2024
    自らと繋がり、大いなる自然や宇宙との繋がりを感じて、のびのびと、ユニークな私を生きていく。 7月15日から21日の「今週の暦」、そして、アートドキュメンタリー「Edge」の「詩人・藤富保男に関する余計な考察 詩の姿・形・像」より、詩集「第二の男」から「『考証』より」をお届けします。 再生の前に検索👉江戸時代の浮世絵師、歌川広重による「名所江戸百景」の一枚、第52景の「大はしあたけの夕立」 【自然や宇宙との繋がりを感じる「今週の暦」】 7月15日(月)から21日(日)/ 旧暦、水無月十日から十六日 先週6日の新月で暦は水無月に入り、二十四節気は「小暑」の頃 12日(金)、七十二候 「小暑」末候、「鷹乃学習」へ鷹の雛が飛び方を覚え、生きていくための術を親から学んでいく頃かつて鷹は、人々にとって身近な存在でした。その歴史はとても古く、起源を辿れば紀元前3000年頃へ。広大な平野が広がる中央アジアやモンゴル遊牧民の間で生まれた「鷹狩り」です19日(金)には、夏の土用入り。立秋直前の18日間が夏の土用暑い盛りで夏バテしないよう、精のつくものを食べる習慣が広まったのは江戸の頃。代表格は、なんといっても土用の鰻。江戸の名コピー「本日土用丑の日」 実は近年減少しつつある絶滅危惧種のウナギ。過剰な利用という漁業資源としての危機と、生息環境の悪化という野生生物としての危機暦という、人々の営みの智慧を通して、見えてくる現代の姿6日(土)の新月から満ちていく月は、14日(日)に上弦の月を迎え、21日(日)に十六夜で満月を迎える。登り始めた満月の上に輝くのは、夏の大三角形に、できれば天の川銀河も見つめたい 【今週の旬】 旬の景色は、木槿に稲穂の香り旬の食卓には、モロヘイヤにスイカ、そして、土用の食卓 【今週のレメディ】 自分自身との内なる深い繋がりを、そして、自然や宇宙との大いなる繋がりを感じるヒントをお届け。 今週は、アートドキュメンタリー「Edge」の「詩人・藤富保男に関する余計な考察 詩の姿・形・像」より、詩人、藤富保男の詩集「第二の男」から「『考証』より」をお届けします。 再生の前に検索👉江戸時代の浮世絵師、歌川広重による「名所江戸百景」の一枚、第52景の「大はしあたけの夕立」 この浮世絵を一度目に焼き付けてから、再生してみてくださいね。 今週はいつもより長いです(20分)。お時間の余裕のあるときに。 【参考】 「Edge 詩人・藤富保男に関する余計な考察」 Edge 2017 「くらしを楽しむ七十二候」広田千悦子 株式会社アース・スター エンターテイメント 2013 「和暦日々是好日」LUNAWORKS(主宰・高月美樹)2024 ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠国立天文台暦計算室⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 「日本の七十二候を楽しむ ―旧暦のある暮らし―」白井 明大・有賀 一広 東邦出版 2012 「現代こよみ読み解き事典」岡田 芳朗 阿久根 末忠 柏書房 1993 「GoPro: Eagle Hunters in a New World」GoPro 2017 「シリーズ:ウナギをめぐって」「【第一回】ウナギという生物の知られざる素顔と生態」、「【第二回】ウナギという魚の絶滅の危機」「【第三回】人とウナギの歴史」WWFジャパン 2018 「シラスウナギには、いま「逆風」が吹いているのかもしれない」Science Portal 2018 「<スポーツ探偵>徳川家康×鷹匠 天下人が愛した鷹狩り 今も」谷野哲郎 東京新聞 2023 「夏の大三角:3つ星座の3つ星」Star Walk 2024
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  • #021 今週の暦(7/8-14) &金子みすゞ「夕顔」
    Jul 7 2024

    自らと繋がり、大いなる自然や宇宙との繋がりを感じて、のびのびと、ユニークな私を生きていく。

    7月8日から14日の「今週の暦」、そして、詩人、金子みすゞさんの詩集「空のかあさま」から「夕顔」をお届けします。


    【自然や宇宙との繋がりを感じる「今週の暦」】

    7月8日(月)から14日(日)/ 旧暦、水無月三日から九日

    • 先週6日の新月で暦は水無月に入り、二十四節気は「小暑」の頃
    • 12日(金)、七十二候 「小暑」の次候、「蓮始開(はす、はじめてひらく)」へ
    • 「天上の花」とも呼ばれる蓮は、仏教では、蓮は極楽浄土に咲く花とされ、慈悲の象徴。早朝、まだ静かな水面にその姿を現す。
    • 蓮の歴史は古く、万葉の時代には「はちす」と呼ばれて数多くの歌にも詠まれ、平安時代には、香を焚いて楽しむ薫物として、蓮の香りを模したお香を身に身に纏っていた。江戸時代には、蓮を見る、早朝イベント、「蓮見」。料理茶屋が並んでの大賑わいに、「蓮飯」という蓮の香りをご飯に移していただく風流な逸品を楽しんでいました。
    • 蓮見(はすみ)には、朝7時から9時頃が最適。
    • 6日(土)に新月を迎えた月は、満ちていく時期。8日(月)には三日月。月の入りは20時51分。お天気に恵まれれば、日没後の西の空に浮かぶ美しい三日月を楽しみたい。
    • 14日(日)は上弦の月。お昼間も夜も美しさを楽しめるのが、上弦の月。


    【今週の旬】

    • 旬の景色は、合歓の木 (ねむのき)に、姫檜扇水仙(ヒメヒオウギズイセン)
    • 旬の食卓には、カレイにとうもろこし


    【今週のレメディ】

    自分自身との内なる深い繋がりを、そして、自然や宇宙との大いなる繋がりを感じるヒントをお届け。

    今週は詩人、金子みすゞさんの詩集「空のかあさま」から「夕顔」をお届けします。


    【参考】

    「くらしを楽しむ七十二候」広田千悦子 株式会社アース・スター エンターテイメント 2013

    「和暦日々是好日」LUNAWORKS(主宰・高月美樹)2024

    ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠国立天文台暦計算室⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

    「日本の七十二候を楽しむ ―旧暦のある暮らし―」白井 明大・有賀 一広 東邦出版 2012

    「現代こよみ読み解き事典」岡田 芳朗 阿久根 末忠 柏書房 1993

    「七十二候/蓮始開」高月美樹 暦生活 2023

    「七十二候≪蓮始開~はすはじめてひらく~≫泥より出でて泥に染まらぬ崇高で清らかな花」ゴトウヤスコ tenk.jp 2015

    「源平池(鶴岡八幡宮の源氏池と平家池)」鎌倉手帳(寺社散策)

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