Episodes

  • EP. 262『@能登、其ノ二 - 四千年の平和』
    Jul 17 2024

    能登からは縄文時代の遺跡が多く出土しており、ウッドサークルなども見つかっています。また、イルカの骨などを使った色々な道具も出土しており、イルカの為のお祭りまで行われていたと言われています。この頃はまだマンモスなども住んでいた頃ですが、四千年の平和を示す、凄い証拠も発見されているのです・・・。

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  • EP. 261『@能登、其ノ一 - 在すが如く あえのこと』
    Jul 16 2024

    2024年の元旦、大地震に見舞われてしまった能登。石川県に属していますが、古くから能登国として、これまでこのPodcastで取り上げてきた同じ石川県の金沢や加賀とは全く異なる文化圏の場所です。能登の人たちはお祭りを中心に生活をしているといっても過言ではないほどですが、その中でも特にユニークな神事と言えば奥能登で行われている「あえのこと」というユネスコ無形文化遺産に登録されている農耕儀礼ではないでしょうか。

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  • EP. 260『@箱根、其ノ四 - 温故知新「記憶に残るお料理」』
    Jul 11 2024

    今から約150年も前に創業した富士屋ホテルですが、創業者の山口仙之助はフランス料理を基に、ここ富士屋ホテルでしか出せない味をここで提供できるよう工夫したと言われています。そして今でも富士屋ホテルのレストランでは創業当時からほぼ変わらないレシピでお料理が作られていますが、そんな中の一品が「卵入りグラタンスープ」。100年以上変わらないこの伝統のレシピをご紹介します・・・・。

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  • EP. 259『@箱根、其ノ三 - ザ・クラシック・ホテル 富士屋ホテル』
    Jul 10 2024

    「日本クラシック・ホテルの会」に加盟している9件のホテルの1つであり、近代化産業遺産群「富士屋ホテルと箱根観光関連遺産」にも指定されている富士屋ホテル。明治11年(1878年)、日本で初めての本格的リゾート・ホテルとして開業した富士屋ホテルですが、創業当初はあくまでも海外要人の為の宿泊施設という事で、あの三菱財閥二代目総帥、岩崎弥之助ですら宿泊を断られたというエピソードまで残っています・・・。

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  • EP. 258『@箱根、其ノ二 - おなかがすいたらおんせんたまごー』
    Jul 9 2024

    江戸時代も実は駅伝に近いような事をしていました。いや、寧ろ駅伝より過酷だったかもしれません。三代目将軍徳川家光の時代から五代目将軍綱吉の時代あたりまで、将軍の湯治の為に箱根及び熱海の90℃とも言われる源泉を檜の樽に入れ、8人の男達が担いで約15時間かけて江戸まで運んでいく「献上湯」なるものが行われていたのです。そしてこの運び手達が道中に食べていたのが温泉たまごだったと言われています。

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  • EP. 257『@箱根、其ノ一 - がんばれはこねEKIDEN?』
    Jul 8 2024

    小田急線のロマンスカーで新宿から箱根湯本まで大体一時間30分。東京から日帰りでも行ける近さの箱根。しかし箱根といえば、なんといっても今年で100年を迎えた箱根駅伝ではないでしょうか。駅伝というもの自体が日本独自の競技に近いせいか、最近まで英語などでも"EKIDEN"と呼ばれていたのですが、最近になって"marathon relay"と呼ばれるようになってしまいました・・・。

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  • EP. 256『@済南、其ノ四 - 人の為に謀りて忠ならざるか?』
    Jul 4 2024

    現在は改装中の神保町の三省堂書店。この三省堂という名前も論語から来ています。明治時代から昭和の初めにかけて、この神保町には多くの中国人留学生が住んでおり、その中には後に中国の初代総理となる周恩来もいました。周恩来が当時、故郷中国の本当の料理の作り方を教えて、今でもそのレシピを忠実に守り続けている中華料理店も神保町にあるのです!

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  • EP. 255『@済南、其ノ三 - 私を買って!というおせんべい』
    Jul 3 2024

    済南の人達は外食をする際、小麦粉などを薄く伸ばしてハンカチくらいの大きさに焼いた周村焼餅というトルティーヤのようなものをレストランに持参し、色々食べ物を注文してから、それらをのせて食べるという習慣があります。これに似たようなもので、カリカリに焼かれた来伊份(ライイーフェン)というお煎餅の元祖のような食べ物もありますが、この「ライイーフェン」という名前は孔子の論語と実は深い関係があるのです・・・。

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    9 mins